劇団☆新感線「髑髏城の七人」

ヘドウィグ千秋楽でお祭り騒ぎしたい気持ちも正直あったのだけど、ここはやはり新感線に操をたてて厚生年金へ。いやー、新国版と全然別物じゃないですか! 俄然良くなってました。若干セリフが聞き取りづらいところはあったけど。奥行きを使いすぎて席位置によって見え方がまったく変わってしまう新国とちがって、やや平面的なだけにどの席位置でもそれほど大きく見え方が違わないであろう厚生年金版のほうが、ハコとの相性がいいんじゃないかと少し思ったり。シルエットもキレイに映えていて、オープニングのタイトル場面や最後の7人のところがとても良かった。ラストの演出の変更もなるほど、これはイイ。そして水野美紀ちゃんが見違えるように良くなっていたのに驚き。目が覚めるような殺陣でした。古田さんもちょっとスマートになったのか、「久々にカッコイイ古田さんを観た!」と、心の中で軽く感涙(もっとも帰ってから97年版DVD観てしまったら「やっぱりこの頃はかっこ良かった」と別の意味で泣いてしまったけど)。詳しい感想はまた後日。