2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

初春大歌舞伎 夜の部

体調不良のため、一本目の「鎌倉三代記」で寝そうな気がして自主的に欠席。二本目の「京鹿子娘二人道成寺」から観劇。いやー……すごかった。すごいものを観たと思った。玉三郎さんの「道成寺」は観たことがあったし、その時も「うわーーキレーーー」とうっと…

「タイタス・アンドロニカス」

うっかり彩芸までの時間を見誤り、余裕を持って行くつもりが開演ギリギリの駆け込みになってしまった。不覚。開演前になんだかスタッフの人々が段取り確認するようなことをやっていたようだけど、そこの部分はちゃんと観られなかった。蜷川さんの姿も観られ…

劇団☆新感線「レッツゴー!忍法帖」

一部ネタバレあり。未見の方はご注意を。 東京公演の初日観劇。とはいえもうすでに大阪公演をやってるわけだから段取りとかは心配ない……と思っていたのだけど。意外にぐだぐだな展開だった。アドリブタイムと思われる部分もなんか冴えなくて、「ギャグをハズ…

Oi-Scale「ジレンマセラピー」

引きこもりの少年を中心に、あるマンションの一室とその階下にあるコンビニ、それからマンションの横の公園で展開する物語。ある意味ネタバレする類の舞台なので詳細は伏せるけど、相変わらず未来のない、息苦しい物語。閉塞感と絶望でできあがった世界観は…

少年王者舘 KUDAN Project「真夜中の弥次さん喜多さん」

ナンセンスで、笑えて、哀しくて、切なくて、愛おしくて、怖くて、ゾッとして、びっくりして、虚しくて。そんな気持ちが次々と沸いてくる作品。初演を観て、その年のベスト3にランクインしていた傑作の再演。さほど間をあけずに再演になったとはいえ、前回…

宝塚宙組「白昼の稲妻/テンプテーション!ー誘惑ー」

一部の「白昼の稲妻」は19世紀前半のパリが舞台。男役の衣装は短髪にスーツ系で娘役の衣装は華やかなドレス。貴族がごっそりでてくるだけあって、ゴージャスな衣装が楽しい。「ヅカらしい」コスプレ作品だった。ただ話はどうなんかな。クライマックス、復讐…

「おはつ こひのてほん」

細かいことを言うなら色々とツッコみたいところはあるのだけど、まぁでも役者さんがみんな魅力的なので、3階席料金なら十分楽しい内容。脇役にも小劇場役者さんが多く、ここはパルコか本多かと思うようなシーンもあったけれど。まぁまぁ満足。 とはいえ、メ…

BENT

ストーリーはいいんだけど……どうにもこうにも、正直、主演の椎名桔平氏の演技が物足りない。つやつやと血色の良い肌と肉づきのいい裸が時代の悲惨さをまったく感じさせないし、抑えた演技といえば聞こえはいいけどどーにもこーにも抑揚に乏しい感じ。まず「…

シルク・ド・ソレイユ「キダム」

たまたまタダ券をもらったのでマチネで観劇。平日昼間だというのにSS席はほぼ埋まってるように見えた。すごいな。S席・A席は割と余裕がある感じ。しかし、正直このS席・A席はおすすめしない。別に舞台上に見えない箇所がそうあるわけではないのだけど、セ…

シベリア少女鉄道「ウォッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

前作「二十四の瞳」があまりにも壮絶なテクニカルバカ作品だったので、正直それに比べちゃうと物足りない気も。でもまぁ、相変わらずのバカバカしさにそれなりに満足しつつ、次の公演を楽しみにしてるのだけど。 ※もう公演終了したので、以下ネタバレします…

ラーメンズ「Study」

舞台はいつもどおり、白い壁のセンターに出入り口、のみ。コントとはいえ最後の「カネ部」みたいに集中力を必要とするネタもあったり(ちゃんと聞いて頭の中で計算しないと意味がわからない)、まさに「Study」のテーマにのっとったコント集で、気楽にまった…

松平健新春公演 暴れん坊将軍スペシャル「唄って踊って八百八町〜フィナーレ・マツケンサンバ」

当日券で3階席から観劇。2階席はガラガラ、3階席も4割程度の埋まり具合。おそらく団体かと思われるエリアを除けば、B席はほんの十数人くらいしかいなかったような。 普通は商業演劇といえば「一部・お芝居、二部・歌謡ショー」という構成になるんだろう…

劇団四季「アイーダ」

開幕したばかりの四季アイーダをさっそく観劇。入り口で大入り袋配布。中身はおみくじ。吉だった。さて作品は、さすがBWの人気作品だけあってよくできてた。初日とほぼ同じと思われる“四季的ベストキャスト”で観られたし。大味なストーリーのオペラ版に比…

宝塚花組「飛翔無限/天使の季節/アプローズ・タカラヅカ

帰省ついでに家族をひきつれ宝塚大劇場で観劇初め。直前までチケットあまっていたようだったけど、行ってみたら立ち見が出ていてちょっと驚いた。 轟悠さんの開演のアナウンスに続いて「飛翔無限」開幕。春日野八千代、松本悠里、轟悠の日本舞踊。若手が両サ…