ハットリ座の新劇「薔薇」「湯島の境内」

なんだかよく解らないままに連れて行かれて見たのだけど、結局よくわからずじまいだった。冷たい床にうすっぺらい座布団を一枚ひいただけの客席だったので、芝居の内容がどうのこうのいう以前の問題ですでに不機嫌。腰がおかしくなるんです、こういう座席は……。せめてパイプ椅子かベンチシートくらい用意してもらえれば。新劇は本当に新劇をそのまんまやってるだけなのでなんとも……。金子清文氏とそれ以外のキャストの実力差も激しいし。ま、窓からずぶぬれの羽鳥さんが入ってきたとこと、虐げられる和倉氏が妙に嬉しそうなところだけはちょっとだけ面白かったけど。まぁ、お友達公演といったところ。

詳細→ http://www.littlemore.co.jp/gallery/gallerytop.html
毛皮族のハットリ君」こと羽鳥名美子(元文学座研究生)が文学座演技メソッドを毛皮族若手俳優に伝授!
お題:薔薇
作:森本薫 (杉村春子の代表作「女の一生」の作者)
余興「湯島の境内」
作:泉鏡花

出演者:羽鳥名美子、佐々木幸子、和倉義樹、金子清文(AS)
えんしゅつ:ハットリ君
えんしゅつ協力:安田幸信
美術:あきやまみみこ
意匠協力:河井克夫
協力:中村くん、アベユ、美夏ちゃん、毛皮族